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水族館
町の古い港の所にある、中世の聖イワン要塞の中にあります。
水族館
歴史を感じるアトリウムを通れば、静けさと素晴らしい雰囲気の世界に入ります。

ここを訪れる人は、アドリア海の中の、多くの様々な生き物の世界が見られる、31個の水槽の前で止まります。総容積115立法メートルの水槽には、きれいで新鮮な海水を常に入れています。四つの高圧ポンプで、毎秒200リットルの海水を流し、また、重力を使って自然に海水を流す、容積150立方メートルの水槽を使用することにより、必要に応じて、一日に10回海水の交換ができます。

石を敷きつめて作られた三つの大きな水槽がありますが、その中の最初の水槽では、大きくておとなしいハタが、皆様を歓迎してくれます。二番目の水槽には、エレガントで、水槽の中を泳ぎ回っても決して疲れないイェローフィッシュ、三番目の一番大きな水槽には、1953年からここにいる、最も長い住民、亀がいて、2004年には、この亀のために、水槽を50立方メートル広げました。海中の岩の割れ目に住むアナゴや、その他のたくさんの魚にも会うことができます。右へ行くと次の場所には、かつて大砲が置かれた壁のくぼみに水槽が置かれ、左側には、壁にはめ込まれた水槽が並んでいます。 

カモフラージュして隠れ、周りの岩や植物と見分けがつきにくい、たくさんの魚や無脊椎動物などの、興味深い生態も見られます。ここには自分のテリトリーを常に守るタコや、ゆっくりと立って泳ぎ、しっぽで海藻や植物につかまる、水族館のトレードマーク、タツノオトシゴがいます。ここは鯛、スズキ、ウナギ、危険な蛇のようなウツボ、落ち着いたカサゴ、そして、最近のアドリア海では珍しいカワハギなどを、じかに見られる場所です。

甲殻類で特に興味深いのはロブスターで、手伝ってもらわずに自分だけで、常に海底の石をひっくり返しています。それに対し、ヨーロッパイセエビは、それほど活動的ではありません。

小さな水槽や、大きな水槽の中の海底では、様々な色の、変わった形をしたスポンジ、菊の花のような形の刺胞動物、花の藪のような珊瑚、小さな椰子の木のように立つイソギンチャクやケヤリムシが見られます。

ヒトデ、ウニ、ナマコ、ウミウシ、貝、エビ、チューブワームなど、海の生物がまだまだ一杯です。特に興味深いのは、緑カサゴで、自分の体を石のすき間に隠し、長い触角で周りの様子を探るのです。

ここには、被子植物の長い葉の藪があり、たくさんの無脊椎動物や魚の隠れ家になっています。

専門知識を持ったスタッフが、皆様を親切にご案内いたします。皆様が、素晴らしいドゥブロヴニクと水族館を楽しんでいただけることを、スタッフ一同、願っております。

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Knez1