ポプルスニッツァとオルカヴレェにつけられた、ドゥブロヴニク地方のこの地域の飾りなのです。
コナヴレの多くの家で、特別な配慮を持って注意深く飼育された蚕からとり、自然の色で染めた絹糸で制作される、独自の刺繍です。何種類もの厳密に釣り合いのとれた幾何学的モチーフを用いて、主に赤、黒、深緑の糸を使い、金色がかった黄色の糸でふちどりされます。
ドゥブロヴニクの旧市街では、コナヴレの民族衣装を着て、本やテーブルクロスやクッションに刺繍をしている女性に出逢うでしょう。これを見れば、美しい思い出とともに、この刺繍を家へ持ち帰りたくなるでしょう。