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ドミニコ会修道院
現在の姿は、16世紀からのものですが・・・
 ドミニコ会修道院
町の防衛を務める城壁と完全に融合しています。この場所が戦略上重要な位置にあるため、1228年に始まった修道院の建設には、ドゥブロヴニク政府が全面的に支援しています。ロマネスク、バロック、ゴシック、ルネッサンスと、様々な様式が入り混じっていながら、素晴らしい調和を生み出している建築です。教会は、アドリア海東岸で最も代表的なゴシック様式の建物になっています。16世紀、聖具室や総会室、回廊が建設され、修道院全体が完成しました。中庭を囲む、並みはずれて美しい回廊は、フィレンツェの名匠マッサ・ディ・バルトロメオの設計により、ウティシェノヴィッチ、グルバチェヴィッチ、ラドマノヴィッチ、その他のドゥブロヴニクの建築家が建設しました。
豪華に飾られた中庭は、ドゥブロヴニクの人々やここを訪れる人々がシェークスピアの詩の朗誦を聞くのに理想的な自然の舞台だと、石の井戸に寄り掛かりながら言ったのは、マイケル・ヨークです。
有名なドゥブロヴニクの建築家、パスコイェ・ミリチェヴィッチは、修道院の聖具室の建設に大きく貢献したため、彼への感謝の印として、教会の壁に名前が書かれ、多くの功績を残したほかのドゥブロヴニク人と同様、この教会に埋葬もされています。
ドミニコ会修道院には、15世紀と16世紀のドゥブロヴニク絵画学校の特に貴重な絵画作品も保存されています。ロヴロ・ドブリチェヴィッチの複数組の絵や、ミハイロ・ハムジッチの三幅対の絵、ニコラ・ボジダレヴィッチの作品は大変魅力的です。また20世紀初頭、ツァヴタット出身の大画家ヴラホ・ブコヴァッツが制作した祭壇の飾り「聖ドミニコの奇跡」は、見る者の視線を引き付けます。ブコヴァッツの作品のほかに、ここにはドゥブロヴニクの現代画家、イヴォ・ドゥルチッチの作品もあります。
ヴェネチアの画家、パオロ・ヴェネチアーノにより14世紀制作されたキリスト張り付けの大きな絵画、ティチアーノ・ヴェチェリオが1550年、手伝いの者たちとともに制作した聖マグダレナの祭壇の飾りは、外国の名匠の作品ですが、息をのむ美しさです。
1500年以前に印刷された220冊以上本、きれいに装飾された手書きの本や文書は、この修道院において特別に価値のある物です。また修道院の建築芸術は、城壁とともに見るのが、最も美しいのです。
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